2009年9月22日火曜日

あたらしいアイテム考案中

ぼちぼち干支の小物を作らないといけない季節になってきました。イノシシ、ネズミと作ってましたが、昨年はウシを作り損ねているので、もうひとつモチベーションがあがりません。

で、干支とは関係ないながらも、引き合いがあった、鬼瓦の壁飾りを作ってみようと思います。厚みは3cm程度、大きさは5寸素山の2分の1程度。ぶら下げてもよし、立ててもよしの恵比寿・大黒入り飾り瓦です。外国の人が山陰にきて、神様の入っている鬼瓦に興味をもたれたみたいで、知人が送りたいとの事。

たしかに、笑った顔が屋根に乗っているのは、かなりユニークですよね。試しに作ってみます。

2009年8月20日木曜日

がんばれ!ぎんざんTV

今日は熱っぽかったので、かかり付けの病院に行き風薬を処方してもらいました。この時期に熱と咳なんていうと、今流行の新型インフルエンザかな?とも思い、思い切ってインフルエンザの簡易検査を受けてみました。在所では8月20日現在で感染例が1名だけ判明しています。お隣の市ではかなりの人数が感染しているようなので、油断ができません。厚労省のガイドラインかなんかにしたがって、別室に隔離されて結果を待ちました。どきどきです。もしかしたら新聞に載っちゃうかも?!

結果は陰性。「あ~夏風邪ね。お大事に」でおしまいでした。

さて、結果待ちの間、待合室でぎんざんTVが流れておりました。本放送は開始されていますが、お家はまだアナログ受信状態なので、ものめずらしいのもあり、結構まじめに見てしまいました。ここからは少々批判めいた意見となりますが、一視聴者の素直な感想と思っていただければと思います。

・ローカルな行事に取材に行き、それを放送するのは大変GOOD! ただし、切って繫いだだけの編集だと魅力が伝わってこない。例えていうと、他人の結婚披露宴のビデオを見せられている感じ。せめてスーパーは入れないと放送局の番組には見えない。

・ロケして取材した映像は、総じて音声が弱い。せっかくの言葉が聞き取りにくいので、音はできるだけ拾い、その上でスーパーで補完するのが今時の番組のような気がします。

別にキー局のレベルを期待しているわけではないですが、コストを抑えてもう一工夫してもらうとうれしいな。

オリジナル石見銀山ロゴの使用条件


当工房で作っている石見銀山ステッカーのロゴですが、希望者に無償で使用許諾したいと思います。条件は以下にあげるポリシーに同意していただける事とします。同意できない方は使用許諾いたしませんので、お気をつけください。

[石見銀山ロゴ使用ポリシー]
1.使用者は石見銀山周辺地域の文化・経済の発展に寄与する事を目的として使用する。
2.使用者は当ロゴの権利占有等を主張しない。
3.使用者は他の使用者とのブランド共有意識を持ち、共通のロゴを地域文化のシンボルとして周知・普及させる事を邪魔しない。
4.著作者は使用者に対してロゴ使用に関する一切の金銭的要求は行なわない。ただし、ロゴの原版・データのやり取りや、サンプル送付などの実費は請求する場合があります。

上記ポリシーに同意し、ロゴを使ってみたいという方は、三国までEメールで御連絡ください。
使用目的・その事業の志等をお知らせいただき、私が判断しようと思います。

「ダサいロゴ、誰がつかうねん!」と思われる方は無視してくださいね。私は、このロゴがみんなで気安く使える地域ブランドのデファクトスタンダードになればいいなと思っています。難しい事や偉い人たちの意向を気にしないで、じいちゃん・ばーちゃんから子供達まで使えるマークになればうれしいです。このマークは銀山周辺の人々が工夫して作った物のマークなんだね、と外部の人が認識するような普及をめざします。

2009年8月5日水曜日

おもしろい企画

工房三国では主に焼き物小物やアクリルプレート細工、オリジナルステッカーを扱っているんですが、たまたま市の産業振興の方々とお話する機会がありまして、おおいに雑談した訳です。産業振興アドバイザーの方にいろいろと相談に乗って頂くための手続きの話などをした後に、今までの苦労話などをしているうちに、食品のみやげ物の話になりました。

以前思いついていたけれど、設備や経費の問題からお蔵入りになっていたアイデアが、俄然面白い展開になりそうな感じです。食品製造がらみで一番問題になるのが食品衛生法でして、食べ物を売るためにはいろいろとルールが有る訳です。それを無視すると法的にやばいんですね。やはり餅は餅屋という事で、食品製造のプロに任せるのが正しい解決策という事です。

いろいろインスパイヤーされて、楽しいひと時でした。中身は内緒ですが、お話が現実的になったら公開できるかもしれません。「バカバカしくて思わず人に見せたくなる」これがキーワードですね。

2009年7月8日水曜日

知的所有権がらみのお話

先日、知的所有権に関する無料相談会がありまして、「無料」につられて相談してきました。

以前から考えていた、「石見銀山印影風ロゴ」を無償で地域の人々に使ってもらう事を、法的に考えた時にどのように保護できるのかを弁理士さんに聞いてみました。保護しないと、後から他人が法的な権利を主張して、私や提供していた人たちが使えなくなるのがいやだな~と思うんです。

シロウト考えだとデザインなんだから意匠登録して、勝手に他人が使わないようにすればいいのかなぐらいに思っていたのですが、意匠登録は形の在る物が対象だそうです。商標としての登録は「石見銀山」ではもう登録できないとの事。しいて言えば著作物として著作権マーク「(丸に)C」を入れておけばいいんじゃないか、との事。

えぇ!著作権マークってそんなものだったの?「Copyright XXXX All right reserved.」とかなんとか、TVゲームのタイトル画面で必ず見かけるアレって、自分で勝手に表記するもんだったんですね。ちなみに「(丸に)R」は登録商標のマーク、「TM」は登録済みまたは未登録の商標だそうです。

著作権マークが入っていると、真似しようとする人は「これは著作物らしいから、法的に真似はまずいかもしれない」と考えて、抑止力になるそうです。実際は裁判しないと白黒はつきませんが。

私は著作権マークとはなにか公的な機関があって、認定された物に表記が許されると、勝手に想像していたので、びっくりしてしまいました。知らないという事は勘違いのもとなんですね。

あと、特許にしても意匠登録にしても、結構なお金が掛かるので、商売として考えた時に本当にコストが見合うのかを吟味してから手続きに移ったほうが良いとのこと。売れるか売れないかわからない物に大金をかけるのは無駄ですよ~。なるほどごもっともです。なんか納得した相談会でした。

2009年6月3日水曜日

塗装のお話

モノ作りをするときに、避けて通れない事のひとつに着色があります。焼き物の場合は上薬を掛けて焼成して着色しています。これが狙った色調にどんぴしゃ合えば苦労は無いのですが、一筋縄では解決しません。

焼き物でなければ、ペンキや絵の具・コーティング剤などを塗装して、表面を保護します。自動車のボディを想像すればわかり易いですよね。目的は製品の保護+デザイン上の要求です。モノは良いのに塗装がプアーだと商品価値が下がってしまいます。

塗装を含めた表面保護の技術は多岐にわたって発達していて、一番身近なのが塗装ということなんです。有機溶剤に顔料を溶かして刷毛で塗るというイメージです。刷毛塗り・筆塗りは簡単そうに思えますが、塗り後が目立ったり、塗りムラができたりしてプロと素人の差が出やすいものです。で、プロはどうやってこれらを解決しているかというと、エアーブラシを使っているんです。

塗料を霧吹き状に飛ばして絵を描いたり、ムラなく塗ったりするんですね。当然プロ用のツールでしたから素人が買うには高価だったんですが、小物限定で考えると、最近は素人でも手が届くエアーブラシセットがあるんです。

ガンプラブームの再燃やフィギュアブームのおかげでしょうね。精密な塗装が可能なエアーブラシ一式が2~3万円で売ってます。これは工房三国にも1セット置いておいて損は無いでしょう。現在注文中で、今週中に揃うと思います。

道具はなんでもそうですが、使うヒトのスキルしだいで値打ちが変わります。筆1本で名画を描くヒトもいれば、同じ筆で汚い字しか書けないヒトもいます。要はどれだけ訓練して使いこなすかですよね。

2009年5月11日月曜日

版権物の作成について

造形関係者として避けて通れないのが、版権が存在する意匠の作成の問題です。いわゆるキャラクター物ですね。「みんなが知ってる○○を作ってみた」というのは、子供は許されるけど、大人しかも造形のプロがすると、権利の監視団体から内容証明が送られてくる可能性がグンとアップします。

だから、この手の依頼が来たときは、権利者の許可等の確認が肝心となります。ただ、こういうシステムに疑問が無いわけではありません。なんか息苦しいというか、狭量というか・・・子供に夢を売るナンタラランドとか、口のないピンクのアレとか、権利にうるさいという噂を良く聞きます。他人の著作物で大儲けするというのはドロボウと同じだと思いますが、非商用で模倣した場合は黙認という美徳には至らないのでしょうか?

昔、なんかのコラムで読んだ話ですが、シャネル好きの両親が子供をシャネルと名付けたら商標権の侵害にあたるとシャネルに訴えられたそうです。裁判の結果は、聖書にシャネルという人名が記述してあり、命名に聖書の中の人名を使うことは一般的であるとの事から原告の主張が退けられたとのこと。ナイス裁判官!

もともと、人間が発想することのほとんどが模倣であり、オリジナル性とは過去にあった物の亜種に過ぎないと思います。それが画期的かどうかはお金になるかどうかが最重要ポイントなんでしょう。意匠権・商標権・著作権・特許などは元々の存在理由とは違う解釈が主流となって、我々の手足を縛っているように思えます。

ただ、訴えられるのは面倒なので避けて通りますが、釈然としませんよね。というわけで私はストールマンのGPLが好きなんです。Copyrightに異議を唱えてCopyleftを堂々と主張する。カッコイイです。