2008年11月13日木曜日

直圧式サンドブラスターの導入

瓦やガラスに刻印するのにサンドブラスターを使っていましたが、元々サビ取り用の安価な吸い上げ式を流用していたため、作業効率が最低でした。サンドブラストを始める人は必ずこの道を通るみたいですね。

で、先人のお知恵を拝借しようとWEBで検索したところ、国内で流通している通常のサンドブラスターは基本的に吸い上げ式で、用途は自動車・バイクのサビ取り用途がほとんど。整備工場であれば馬力の大きなコンプレッサーを使っているので問題ないのでしょうが、自宅兼工房の場合は商用100V用コンプレッサー(=1馬力)程度しか使えません。騒音も気になりますし・・・

そこで、直圧式のブラスターということになるようです。直圧式とは圧力タンク内に研磨剤を入れて加圧してから、エアーと一緒にホース内を通って噴射する方式となります。メリットは低圧でも研磨・研削効率が高いことと、消費エアーを抑えられる点です。デメリットは研磨剤が循環しないため、タンク内の研磨剤がなくなれば詰め替えないといけないところでしょうか。

吸い上げ式のブラスターの良いところは事実上ガンの構造が全てなので故障しにくいのと、研磨剤が循環するのでエアーが続く限り作業が続けられる点でしょう。デメリットはエアーの吐出量が半端なく大きいため、最低でも3馬力のコンプレッサーがないと長時間の作業が出来ない点です。つまり設備が大規模かつ騒音もすさまじい事になってしまうんです。住宅街で夜中に運用すると間違いなく苦情が殺到してしまいます。

現行の吸上げ式だと、5分使って5分休んでっていう感じ。コンプレッサーもホームセンターの安いのだし、仕方ありませんが、今日中に4枚仕上げなくちゃいけないときとかに、やってられなくなります。

ということで、直圧式を導入することにしました。成果の程はまた後日。

0 件のコメント: